デスクワークにとって良い姿勢とは
デスクワーク症候群って知ってますか?
パソコンでの仕事の増加やスマートフォンの普及により引き起こる体調不良の総称です
デスクワーク症候群の症状
- 筋肉の痛みや緊張
- 手の痺れ
- 関節の痛みや腫れ
- 胃の不快感や痛み
デスクワーク症候群の要因
- 長時間の同一姿勢
- 不良姿勢
- 不適切な作業環境
- ストレス
- 睡眠不足 など
不良姿勢による体のバランスが崩れることで、筋肉のアンバランスが生じ神経を刺激
痛みなどの不快な信号が入ってしまうのです
またそれが習慣化されてしまうほど、体は過敏になってしまうので
症状が良くなっても繰り返してしまう
まさに負の連鎖状態です
改善と予防方法
- 1時間に1回 席から立つ時間を作る
勿論、業務の緊急度も考慮する必要もありますが、もし余裕を持って作業に手をつけられているなら
1時間に一回は立ち、体を動かす時間を設けると筋肉は動き、循環が改善され硬直予防となります。
また、人間の集中力を考えると妥当な時間ではないでしょうか。
- 作業環境の調整
座席とデスクの高さ、背もたれ使用し腰が伸びるか、ディスプレイとの距離、肘と膝の角度、
足元の空間、照明などの体に負担がかかりにくい環境づくりが必要です
ただし、職場の備品が影響するため可能な範囲で取り組めるといいでしょう。
- 十分な睡眠を心がける
就寝2時間前の入浴、寝具の調整(枕の高さ、マットの硬さ)、就寝前にスマートフォンのブルーライトを浴びない
寝酒を避けるなど簡単にできそうな所からやってみるといいと思います。
最近ではスマートフォン自体にブルーライトカット機能が付いているものもありますので
確認してみるといいでしょう。
- 最強は運動機会を作ること
筋肉は仕事でカチカチな状態
血液循環も悪く、酸素が行き渡らない状態です
運動することで、筋肉がポンプのように伸び縮みし、血液循環の改善・酸素供給
さらには筋肉のアンバランスの解消で症状が出にくい体に変化していきます
しかしオフィス内では目が気になる、恥ずかしいという場合もあると思いますので
トイレや廊下などで行って効果を感じてみるのも手かもしれません。
予防の視点を持つことが大切
体の不調には運動が有効ですが、働いている人は時間を確保することが自体が難しいと報告されています。
また、仕事で体を動かすため運動になっていると思っている方もいるでしょうが
仕事の活動量と運動の活動量は全く異なるため、休日などの余暇の時間に時間を取る必要があります
休日は体を休めたくなりますが、運動による適度な疲労は心身に好影響をもたらすため
是非、週1回からの運動をおすすめします!